精進料理のおはなし

 

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精進料理とは

肉や魚など、動物性の物を

一切使用しない料理です。

 

仏教では、殺生をしない、煩悩を刺激しない

といった意味から一部の僧侶たちに

親しまれている料理です。

 

現在では菜食主義者の方からも

注目を集めています。

 

そんな精進料理ですが

昔は、誰かが亡くなったとき

49日までの間(忌中)

遺族が口にしていたものでもあります。

 

ですが、今の私たちの生活で

49日間動物性の食材を口にしないのは

ほとんどの方が出来ないでしょう。

(一般的にはダシも鰹節や煮干しなどは使いません)

 

それに、仏教的なしきたりも

今では薄れてきています。

 

なので、時代の変化と共に

初七日を繰り上げることが多くなったように

精進落とし(精進料理から通常の食事に戻す)

を、葬儀当日の火葬中や、火葬後に

行うことが多くなってきました。

 

ちなみに、精進料理ですが

野菜の中でも禁止されているものもあります。

それが五葷(ごくん)と呼ばれているものです。

「葷」とは、臭いが強い野菜を表すもので

ネギやニンニク、ニラなどです。

五葷の五が何を表すかは、時代や地域、宗旨宗派にもよります。

煩悩を刺激したり、臭気が修行の妨げになったりするので

良くないものとされているんですね。