「終活」という言葉を聞くと、多くの人が遺産相続や墓じまいといった、「人生の終わりに向けて行う活動」という印象を持つでしょう。現実的には、これらのことが終活に関連する重要な事柄であることは間違いありません。エンディングノートも、誰に知らせるかから始まり、遺産の内容、お墓のこと、保険、葬儀の会員など、実務的な事項が含まれていることが一般的です。

終活を行うことで、自分が亡くなった後に残された家族に迷惑をかけないようにすることは非常に重要です。そして、自分の生前に整理することができることは、とても素晴らしいことだと思います。

終活とは、”元気なうちに悔いがないようにやりたいことをやっておく活動”でもある

終活について、それは「終えるための活動」というだけでなく、「元気なうちに悔いがないようにやりたいことをやっておく活動」として捉えることもできます。

2019年には、吉永小百合と天海祐希が共演した映画『最高の人生の見つけ方』が公開され、余命宣告を受けた2人の女性が病室で出会い、「死ぬまでにやりたいことリスト」を実行していくストーリーが描かれています。この「死ぬまでにやりたいことリスト」には、スカイダイビングや海外旅行、人気歌手のライブなど、前向きで楽しい内容がたくさん含まれています。

映画のような挑戦は難しいかもしれませんが、コロナウイルスの影響が薄れた今、近場を旅行したり、グランドゴルフを始めたりするなど、簡単なことから実行してみることもできます。思い出を作り、人生を楽しむために、終活を前向きに捉えてみましょう。

エンディングノートを書くことによって「終活」がスムーズになります。

終活を行う際には、是非エンディングノートを活用してみましょう。エンディングノートは、遺書と異なりルール等が一切ないもので、自由に書くことができます。ここでは、一般的なエンディングノートで記載することについてご説明します。

自分の今まで生きてきた人生について時系列で書いてみよう

エンディングノートを書こうと思った際に、いきなり遺産相続やお墓等のことなど堅苦しいことを考えてしまうと疲れてしまいます。まずは、自分が子どもの頃などを思い出したり、楽しかったこと・つらかったことなど過去を振り返ってみましょう。

自分との交友関係について書いてみよう

交友関係についても一度まとめておくことは重要です。思いついた方とどのような出会いがあったか、どのような仲なのかについてしっかりとまとめてみましょう。すぐにまとめられない場合は、過去の年賀状を見てみるなどでも良いでしょう。まとめていくうちに「この人とは、最近連絡とってないな・・・。一度連絡をしてみよう！」といったことがあるかもしれません。

将来のことや人生の終わり方についても、余裕ができたら考えよう

自分史や交友関係をまとめることによって、「やり残したこと」や「再度チャレンジしたいこと」が見つかるかもしれません。それらの目標を達成するために何をすべきかが明確になるかもしれません。

また、人生の終わり方についても考えてみましょう。どのように看取られたいかや自分の葬儀のことについて記載してみると良いでしょう。例えば「自分の好きな音楽で見送られたい」や「家族だけで静かに見送ってほしい」など、自分の希望を明確にすることができます。そうすることで、自分の想いや思いを大切にしてもらえるかもしれません。

ふじみ野市で自分の終活について不安がある方

以上のようにエンディングノートの書き方についてまとめさせていただきました。もし不安がある方は、ふじみ野市の地域密着埼玉金周に相談してみてはいかがでしょうか？葬儀社と聞くと、お葬式や死後のことばかりしか相談できないように感じられるかもしれません。

私たち埼玉金周は、地域の皆様が人生を健やかに楽しく生活いただくために様々なお手伝いやイベントを行っております。もし現在お悩みのことがあればご気軽にメール・もしくはお電話にてご相談ください。私たち埼玉金周の専門のスタッフが丁寧にお手伝いいたします。