【陰膳】ってなに?

ふじみ野市での

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さて、皆さんは【陰膳】という言葉をご存じでしょうか?

【陰膳】とは亡くなられた方にお供えするお食事

のことです。

 

仏教では、人は亡くなると49日間をかけて旅を

されると考えられています。

そしてその旅が終わるとあの世の世界に向かわれる、

と考えられているのです。

 

ですがその旅は決して楽な道のりではなく険しいもの

とも言われています。

そのため、旅が無事に終わるように、道中お腹が空かないように

願いをこめて、残された家族が【陰膳】を用意します。

仏教の中でも、「浄土真宗」は、49日間の旅を

しないと考えられている宗派のため、【陰膳】は

必ずしも用意する必要はありません。

 

葬儀でも、【陰膳】を用意することは多いです。

地域により違いはありますが、葬儀のお食事(精進落とし)は

火葬場でされることが一般的です。ご火葬にはおおよそ1時間ほどかかるので、その間にお食事を召し上がるのです。

 

その際に用意する【陰膳】は、家族が召し上がるものと

同じお食事を用意したり、故人様だけ専用のお食事を

用意する場合もあります。


 

 

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